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二重サッシとペアガラスの違いは何?構造や効果、価格を比較

投稿日:2024年9月18日 | 最終更新日:2024年9月18日

窓ガラスについて調べてみると「二重サッシ」「ペアガラス」など、窓ガラスにはさまざまな種類があることがわかります。

商品によって構造や性能、価格帯が異なるため、自分の家にはどのタイプが適しているのか素人には判断が難しいところでもあります。

「二重サッシとペアガラスは何が違うの?」
「特徴やメリット・デメリットを比較して最適なものを選びたい」

このような疑問や要望をお持ちの方のため、本記事では窓ガラスの種類とそれぞれの構造をわかりやすくまとめました。新築やリフォームの予定があり、窓ガラスでお悩みの方はぜひ参考にしてください。

二重サッシとペアガラスの違い

二重サッシとペアガラスは、その名前からガラスが2枚ある窓ガラスであることがわかりますが、構造や性能には大きな違いがあります。

以下の表に、両者の具体的な違いをまとめました。

二重サッシペアガラス
構造2枚の窓(内窓と外窓)を別々に取り付ける2枚のガラスの間に空気層またはガスを挟んでいる
効果断熱や防音、結露防止の効果に優れる断熱性に優れ、省エネ効果も高い
価格数万円〜十数万円数万円〜十数万円
施工既存の窓の内側に新たな窓を設置する既存の窓を交換して設置する
メンテナンス窓が2枚になるため掃除にやや手間がかかる一般的なガラス窓と同様に掃除できる
デザイン窓枠や種類によってはインテリアに合わない場合がある見た目は普通のガラス窓と変わらない

二重サッシとペアガラスには、構造や効果、施工などに違いがあることがわかります。ここからは両者の特徴を詳しく解説します。

二重サッシの構造と特徴

二重サッシは窓の内側と外側に二重の窓枠を設置するタイプの窓ガラスのことで、別名「二重窓」「内窓」「インナーサッシ」とも呼ばれます。

ここからは、二重サッシの構造とその特長について詳しく見ていきましょう。

1.窓の内側と外側に窓枠がある

二重サッシは既存の外窓に加え、内側にもう1枚窓を追加する構造が大きな特徴です。

この構造では窓と窓の間に空気層が生まれるので、高い断熱効果や防音効果を発揮します。内窓は後付けの設置が可能で、既存の住宅でも簡単に導入できるメリットがあります。

窓枠が2つになることから、開け閉めやメンテナンスの手間が増えてしまうのはデメリットとなりうる要素です。また、ペアガラスに比べると費用もやや高くなる傾向にあります。

2.断熱・防音効果に優れる

二重サッシは断熱性に優れ、室内の温度を一定に保つ効果が期待できます。

空気層が外部の冷気や熱を遮断するので、冬場の寒さ対策には非常に有効です。しっかり断熱できると暖房コストの削減にもつながります。

また、二重サッシには外からの音を遮断する効果もあり、交通量の多い道路沿いや賑やかな場所でも室内環境を静かに保つことができます。

3.寒冷地や湿気の多い地域に最適

二重サッシは、寒冷地や湿気が多い地域においてその効果が顕著に現れます。

室内外の温度差が大きい寒冷地では、結露が発生しやすく、カビによる汚れや掃除の手間が増えてしまいがちです。二重サッシには2枚のガラスの間に空気層を作り、外の冷たい空気を室内に伝えにくくする効果があります。

湿気の多い地域では、内窓のサッシを腐食に強い樹脂製のものにするのがおすすめです。長期間にわたり安定した性能を発揮するため、メンテナンスの手間を最小限に抑えることができるでしょう。

4.形状や用途に合わせて選べる

二重サッシにはさまざまな形状があり、窓のサイズや住宅スタイルに合わせて最適なものを選ぶことができます。

引き違い窓や開き窓などのような一般的な形状はもちろんのこと、天窓や掃き出し窓にも対応可能な製品があります。設置場所や用途に合わせてフレキシブルに対応できるのは、二重サッシならではのメリットと言えるでしょう。

遮音性や省エネ性能を重視したい場合には、特殊なガラスや断熱素材を組み合わせた二重サッシも選べます。

ペアガラスの構造と特徴

ペアガラスとは、2枚のガラスの間に空気層を設けることで断熱性や遮音性を高めた窓ガラスのことです。

ここからはペアガラスの構造と性能を詳しく解説します。

1.2枚のガラスを密閉された空気層がある

ペアガラスは、2枚のガラスの間に密閉された空気層またはガスが封入されている点が大きな特徴です。

空気層は厚みが増えるほど断熱性が向上します。ガラス同士を固定するスペーサーには断熱性の高い材料が使われており、熱が伝わりにくく、室内の温度を保つ効果もあります。

窓自体の構造はシンプルで、見た目は通常のガラスとほとんど変わりありません。

2.紫外線の透過を防ぎやすい

ペアガラスには、2枚のガラスの間に特殊なフィルムやコーティングを施すことができます。

紫外線は家具や床の色褪せや劣化につながるため、窓ガラスで紫外線対策をすることで長く美しい状態を保てます。

UVカット効果を重視する場合、ペアガラスの種類は「Low-E複層ガラス(遮熱タイプ)」や「安全合わせ複層ガラス」がおすすめです。

3.施工はそれほど難しくない

ペアガラスには、二重サッシに比べて窓の設置工事がそれほど難しくない利点があります。

既存の窓枠を活かしたままガラスを取り付けることができるため、新築やリフォームを問わず設置が可能です。施工にも特別な技術を必要としないため、時間と手間が少なく工事を進めることができます。

4.設置コストは比較的安価

ペアガラスは、二重サッシに比べるとガラス自体の価格が手頃で、施工費用も安い傾向にあります。

一般住宅の標準的な窓ガラスとして普及しているため、価格競争も進み、比較的手頃な価格で高性能なガラスを購入することができます。

断熱効果は重視しつつ、コストを抑えたい場合に最適な選択肢となるでしょう。

二重サッシとペアガラスにまつわるよくある質問

FAQ

最後は二重サッシとペアガラスについて多く寄せられるご質問と回答をまとめました。

Q.二重サッシにして後悔することはありますか?

二重サッシには多くのメリットがありますが、コスト面や施工後の見た目が難点と捉える方もいます。

二重サッシは既存の窓にもう一つ窓枠を設けるため、その分設置費用が高くなります。おおよその金額は工事の前に把握できるものの、コストを抑えたい方には悩みどころとなるかもしれません。

また、窓枠が増えることで見た目が重く感じたり、窓の開閉に煩わしさを感じたりする場合もあります。

これらのデメリットを考慮しても断熱性や防音性は優れているので、個人的にはメリットの方が上回ると感じます。とはいえ、お客様が納得して決断するのが1番だと思うので、ハウスメーカーや施工業者に相談しながら理想に合ったものを選択してくださいね。

Q.ペアガラスは熱割れしやすいって本当ですか?

ペアガラスが通常のガラスに比べて熱割れしやすいと言われるのは、使用環境や設置場所が大きく影響するためです。

断熱性が高いペアガラスは、ガラス面にかかる温度差が大きくなりやすいという特徴があります。日当たりのいい場所で、片側の窓だけが極端に高温になるとガラスに負荷がかかり、熱割れが発生することがあります。

熱割れ自体は頻発するものではありませんが、リスクを減らすには日々ガラスの取り扱いに注意することが大切です。冷風を当てる、フィルムやシールを貼るなど、熱割れにつながる行為は禁物です。

また、Low-Eコーティングが施されている製品を選ぶことで熱割れのリスクを減らすことができます。

Q.二重サッシへの交換で補助金は出ますか?

二重サッシへの交換で補助金を受けられるケースがあります。

省エネ対策や住宅性能向上を目的としたリフォームの場合、自治体や政府が提供する補助金や助成金の対象になることが多いです。具体例には「次世代省エネ住宅補助金」や、自治体ごとの省エネリフォーム助成金などがあげられます。

補助金や助成金の対象となるかどうかは、お住まいの地域や申請する時期によって異なります。リフォームを検討している場合は、住んでいる自治体や施工業者に確認してみるのがいいでしょう。

二重サッシとペアガラスで快適な暮らしを実現しよう

二重サッシとペアガラスは、どちらも住宅の断熱や防音性能を向上させるための優れた選択肢です。

構造や効果、コスト面での違いはありますが、住む環境や用途に合わせて適切なものを選ぶことで快適な暮らしが実現します。

寒冷地や騒音が気になるエリアでは二重サッシを、手軽さやコストパフォーマンスを重視する場合にはペアガラスがおすすめです。どちらを選ぶべきか悩んでいる方は、住宅のプロに相談し、専門的なアドバイスを受けることが大切です。

株式会社COLORHOUSEでは、デザインと快適性を両立する提案を行っております。断熱や防音対策を含めた住宅全体のコーディネートをトータルサポートいたしますので、マイホーム計画のある方はお気軽にご相談ください。

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プロフィール

(株)COLORHOUSE代表の廣田です。
色彩計画と欧米インテリアを得意としています。
インテリアでお困りの方はお気軽にご相談ください。