玄関の整理整頓は「靴」と「傘」が勝負
投稿日:2020年4月24日 | 最終更新日:2020年6月3日
玄関はおもてなしの入り口部分、「家の顔」ともいえる大事なパブリックスペースです。
「スッキリ気持ちいい空間にしたい」と思うのは、皆さん共通のことだと思います。
でも実際は、「靴」をはじめ、「傘」・「ベビーカー」・「ゴルフバッグ」・「自転車用品」・「防災用品」・「ボール」・「ラケット」・「来客用スリッパ」などなど、ちょっと油断すると物で溢れてしまいがちではないでしょうか。
この記事では、特に量がかさむ「靴」と「傘」の収納整理術から、スッキリみえる玄関にするにはどうすれば良いのかについて、お話していきたいと思います。
「靴」の整理整頓
当たり前のことですが、家族の人数分だけ靴があるので、家族が増える分靴の量も増えていき、玄関が雑然としていきます。
玄関土間に、人数分の靴がぎっしり並んだ光景は、インテリア性が損なわれるばかりか見た目も綺麗とは言い難いですね。
下駄箱や収納スペースに収まらなくなった靴は、やがて出しっぱなしとなり、玄関が雑然とする大きな要因となっていきます。
そこで、定期的に靴を整理・処分することが必要で、「靴は必ず下駄箱に片づける」といった習慣をつけることが大切です。
靴の中には、傷んでしまっているものや、履くと痛みを感じるけど高かったので処分できずにとってある靴など、不要な靴もあるはずです。
「下駄箱に収納できるだけの量」を目安に、整理・処分をしていきましょう。
下駄箱のスペースは限りがあるので、「ひとり〇足まで」などのルールを決めるのもいい方法かもしれません。(一般的に女性の方が多いですが…)
冠婚葬祭の時にしか使わないような靴は、箱に入れ、下駄箱以外の収納スペースに保管するのもおすすめです。
下駄箱は、基本的に、家族が日常使う靴だけを収納する場所として使いましょう。
「お客様用スリッパ」や「ボール」など、かさばるものや靴以外のものの収納はNGです。
さて、土間の部分は最もスッキリさせたいところです。
理想は、ちょい履き用にお洒落なスリッパだけを置きたいところですが、実際生活しているとそうもいきません。
そこで提案は、土間にある靴は、「1足×人数」分のみを心がけてださい。
それらは置きっぱなしではなく、ラックにまとめるなどして土間の1ヶ所に集中して置き、専用ラックなどで「見える収納」にします。
「1足出したら、1足は下駄箱へ片付ける」を徹底して、土間が繁雑にならないように気をつけましょう。
慣れないうちは面倒かもしれませんが、常にスッキリした玄関は、靴の収納が大きく関係してきます。
習慣化すれば何でもないことなので、家族で取り組むようにがんばりましょう。
「傘」の整理整頓
次に、玄関にかさむ「傘」について考えてみましょう。
最近は、ビニール傘の需要が増え、どこのお宅でも数本のビニール傘があるのではないでしょうか。
突然の雨などの対応に、コンビニでも数百円で売っているので、非常に便利で助かります。
ただ、この時の感謝も忘れ(笑)、家に持ち帰った後は、置きっぱなしのゴミに近い状態の方もおられるはずです。
もしかすると、何度も繰り返し使っている方がおられるかもしれませんが、傘もファッションの1つと考えると、ビニールだといただけません。
また、環境問題を考えると、今後ビニール傘の販売や購入は、考えていかないといけない事かもしれませんね。
そんな理由から、なるべくビニール傘は避けて、自分専用の傘を用意するべきだと思います。
家族の人数分と、予備の為に1~2本用意すればいいと思うので、4人家族なら5本~6本くらいでよいのではないかと思います。
他に、携行用に折り畳み傘もあれば十分です。
このように考えると、玄関先に必要以上に置かれている傘はなくなりスッキリします。
スッキリきれいな玄関を目指すなら、適正量を守って、傘は必要な数だけ収納するよう心がけましょう。
「傘立てに傘を入れすぎて、重くて倒れてしまう」なんてこと、なくなるはずです。(笑)
まとめ
玄関は訪れる人が最初に目にする「家の顔」です。
人が、対面的にビジュアルを気にするように、家の玄関もそうあるべきだと思っています。
インテリア性も大事ですが、整理整頓なくしては、そのインテリアも引き立ってこないでしょう。
雑然としがちな「靴」と「傘」を整理整頓して、気持ちいいスッキリとした玄関を目指しましょう。
株式会社COLORHOUSEでは、使い勝手の良い玄関を、女性デザイナー目線でご提案いたします。
リフォームなどお考えの方は、お気軽にご相談ください。