ダイニングは照明でおしゃれに変わる!おすすめの種類やインテリアのコツをご紹介
投稿日:2024年2月23日 | 最終更新日:2024年2月23日
食事と会話と楽しむダイニング空間は、照明の選び方で雰囲気が大きく変わります。
ダイニングの照明は単に食卓を照らすだけでなく、食事をおいしく見せたりムードを出したりする効果もあります。
「ダイニングにはどんな照明が合う?」
「おしゃれな実例を参考にしたい」
このような疑問や要望にお答えするため、本記事ではダイニングをおしゃれに変身させる照明の選び方を解説します。
ダイニングを楽しくセンスある空間に変えたい方はぜひ参考にしてください。
ダイニングにおすすめの照明3種!
ひと口に照明といってもさまざまな種類がありますが、それぞれ使用するのに適した場所や使い方が異なります。
数ある照明器具のうち、ダイニングにマッチするものは次の3つです。
- ペンダントライト
- シーリングライト
- ウォールライト(ブラケットライト)
ここからはそれぞれの特徴と、ダイニングに最適な理由を解説します。
その1.ペンダントライト
ダイニングの照明でまず選択肢にあがるのがペンダントライトです。
ペンダントライトは天井からチェーンやコードで吊り下げるタイプの照明器具のことで、主照明や副照明など幅広い使い道があります。
大ぶりな1灯吊りタイプをはじめ、小型のものを複数設置する方法もあります。(複数設置するならダクトレールが便利です)
ペンダントライトには、天井直付けの照明に比べて照射範囲が狭くなるデメリットがあります。また、設置の仕方次第では頭が当たるので、吊り下げの長さや位置をきちんと考えなければなりません。
その一方で、照明の陰影や奥深さを楽しめるメリットもあります。
ペンダントライトがあることでダイニングがおしゃれなカフェやレストランのような雰囲気に変身するので、インテリアを楽しみたい方にはぜひおすすめしたい照明器具です。
その2.シーリングライト
シーリングライトは日本の住宅に多く見られるタイプの照明器具で、天井に直接取り付けて使用します。
天井と一体化しているため圧迫感が少なく、広範囲を照らせるのが大きなメリットです。リモコン操作でオン・オフができるのも大変便利です。
ダイニングの照明にシーリングライトを選ぶなら、調光機能と調色機能がついたものをおすすめします。
明るさや光の色を調節できれば、生活スタイルやその日の気分に合わせた雰囲気を演出できます。同じ空間でも光の色が違うだけで、ダイニングを一層おしゃれに変身させられるのです。
シーリングライトはどんな空間にも合わせやすく、お部屋を広く見せる効果もあります。一方で「日本の住宅によくある照明」なので、デザイン性を重視する方は物足りなさを感じるかもしれません。
その3.ウォールライト(ブラケットライト)
ウォールライトは壁に取り付けて使うタイプの照明器具のことで、別名ブラケットライトとも呼ばれます。
ダイニングテーブルが壁付けされている空間に合わせやすく、ダイニングをおしゃれな空間に変身させてくれます。
新築やリフォームならあらかじめ設置位置を決められますし、手軽さを求める方には工事不要&電池式で後付けできるタイプもおすすめです。
ウォールライトは日本の住宅ではあまり馴染みがありませんが、欧米では玄関や通路、階段など至るところに設置されています。海外インテリアに憧れる方にはきっと気に入っていただけると思います。
デザイン性の高さが魅力のウォールライトですが、間接照明としての役割が大きく1つだけでは十分な明かりを確保できないかもしれません。
ダイニングにウォールライトを設置する場合は、副照明として活用するのがいいでしょう。
ダイニング照明を選ぼう!3つのポイント
ダイニングの照明について考える際は、次の3点を意識することが大切です。
- 照明の色
- 照明の配置
- 照明のデザイン
ここからは各ポイントを詳しく解説します。
ポイント1.照明の色
ダイニングを照らす照明の色は「電球色」がおすすめです。
光の色を表すための尺度は「色温度」と呼び、ケルビン(K)という単位を使って表します。
色温度は「電球色」「温白色」「白色」「昼白色」「昼光色」の5つに大別され、色温度が低いほどオレンジみを含んだ柔らかい色調になり、高くなると青みを感じる爽やかな色調になるのが特徴です。
ダイニングに電球色の照明をおすすめする理由は3つあります。
- リラックスしながら食事ができる
- 食事がおいしく見える
- 食欲を増進させる
雰囲気のいいレストランは、夜になると暖色系の明かりが灯されます。これは単におしゃれに見せるだけでなく、視覚的に食欲を促す効果も期待できるからです。
先にご紹介したペンダントライトと電球色の照明は非常に相性がよく、ダイニングでは陰影と食事の両方を楽しめます。
電球色で明るさが足りないと感じる場合は、間接照明で明るさを補うとおしゃれさを維持することができますよ。
なお、集中力を高めたい場所には昼白色や昼光色がおすすめです。作業効率が重視されるワークスペースや子供部屋は、白〜青みがかった照明を選びましょう。
ポイント2.照明の配置
ダイニングの照明は、光源の明るさやテーブルの幅に合わせて1〜3灯配置するのがおすすめです。
賃貸物件や分譲マンションなど、間取りの都合でダイニングテーブルを中心に照明を設置できない場合はダクトレールを活用しましょう。
ダクトレールは、長さ1〜2メートルほどのレールにペンダントライトやスポットライトを複数取り付けられる照明用の部品です。照明の数や取り付け位置によってカットして使うことも可能です。
ダクトレールを取り付けると、ダイニングテーブルの中心を狙ってライトを吊り下げることができます。中にはダクトレール自体が回転するものもあり、将来テーブルの向きを変えた時にも柔軟に対応できるメリットがあります。
ペンダントライトを吊り下げる高さは、机上からライトの下端まで600〜800mmほど確保するのが理想です。
ショールームでは600mmよりも低い高さで展示されていることもありますが、生活の利便性を考えると低い位置に設置するのはあまりおすすめできません。
ポイント3.照明のデザイン
ダイニングのインテリアを考えるなら、照明のデザインにもこだわりましょう。
お部屋の雰囲気は照明で決まるといっても過言ではありません。イメージする空間にマッチする照明を選ぶことで、理想とするダイニングを実現できます。
人気のペンダントライトを選ぶなら、インパクトのある1灯吊りタイプと小ぶりなライトを複数吊り下げる方法があります。
1灯吊りはそれ一つで存在感が出せるので、照明とインテリアを兼ね備えた使い方ができるでしょう。
小ぶりなライトは同じ種類を均等幅に並べるのもいいですし、サイズやデザインの異なるものをランダム配置するのもおしゃれですね。
ダイニング照明のおしゃれな実例集
ダイニング照明の選び方がわかったら、次はさっそくお気に入りの照明を探しましょう。
ここからは真似したくなるおしゃれなダイニング照明をご紹介します。デザインや配置、照明の色などで困った時はぜひ参考にしてください。
実例1.シンプルながら存在感のあるペンダントライト
こちらのペンダントライトはIKEAの「NYMÅNE(ニーモーネ)」という商品です。デザイン自体はシンプルですが、サイズが大きいので存在感があります。
ペンダントライトながら広範囲を照らすことができるので、ある程度の明るさを確保したい方におすすめです。
こちらは同商品を2灯配置したインテリア例。調光機能がついており、リモコン一つでダイニングの雰囲気を変えられるのが嬉しいですね。※リモコンは別売りです
実例2.シャボンのようなデザインで個性をプラス
こちらはオーダーメイドキッチンで有名な「クチーナ」のキッチンインテリアです。ホワイト×ナチュラルな木目はよくある組み合わせですが、シャボンのような照明が唯一無二の空間を演出しています。
デザインに個性のある照明は、夜だけでなく日中も楽しめるのが魅力です。
実例3.海外インテリア好きにおすすめしたいシャンデリア
海外インテリアに憧れがある方は、シャンデリアもぜひ選択肢に入れてみてください。
シャンデリアのある空間は、それだけで華やかさが増します。ゴージャスな見た目に加えて、明かりをつけた時の光の広がり方も大きな魅力です。
シャンデリアにはさまざまな種類があり、日本ではキャンドルタイプをよく見かけます。華やかさを重視するならティアードタイプやビーズタイプがおすすめです。
ダイニングの照明選びは(株)COLORHOUSEまでご相談ください
ダイニングは家族が集い、語り合う楽しい場所です。
照明によって食べ物が美味しそうに彩られ、リラックスしながら過ごせる空間ではこの上ない幸せを感じられるでしょう。
ダイニングの照明選びでは色やデザイン、配置にこだわることが大切です。本記事でご紹介したポイントを参考に、理想の空間作りを楽しんでください。
「照明選びで失敗したくない」「ほしい照明はあるが自宅に設置できるかわからない」といったお悩みは、株式会社COLORHOUSEまでお気軽にご相談ください。
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