こだわり

インテリアデザインへのこだわり

インテリアデザイナーとつくる家

幼いころの遊びと言えば、新聞の不動産折込みチラシで遊ぶ「おうちごっこ」。

色紙で小さく作った家具・カーテン・照明を折込みチラシに貼って、何枚もインテリアプランを作って遊ぶのがお気に入りだった。

配色やレイアウトの出来栄えが気になり、都度母親に意見を求めては喜んだり悔しんだり。

同時期「塗り絵」も大好きで、12色入りより24色入りの色鉛筆を好んだし、その24色も筆圧を変えてみたり上塗りして混色したりして、どんどん色数を増やして遊んだ。

市販している「塗り絵ノート」は、自分好みのデザインの洋服が載っているかをよく吟味してから購入していたように記憶している。

日本の着物より欧米のドレスの方に興味があったし、宮殿のような建物が載っていればどのページよりも丁寧に大切に仕上げていた。

大人になって就職した先は「色」を扱う某大手印刷会社で、本当に「色」とのご縁を感じた。

新入社員の研修で、「色彩学」の導入のような内容について学ばせてもらった。

「色」について、それまでは「感覚・感性」だけだったものがこの研修で「理論化」して、益々色について興味を持った。

独立後、興味深かった「色彩の知識」は、色彩に関する仕事をするほどになっていたし、「色彩の知識」が役立つ「インテリア」でも、塗り絵ノートで見た宮殿を思わせるような輸入住宅に関わる仕事を手伝う機会を得た。

こうして子供の頃の大好きな遊びは、「色彩学講師」となり、また、「海外インテリアを提案する建築士・インテリアデザイナー」となることに変わった。

子供の頃の何気ない遊びは、今自身の仕事にしていることの原点で、「感性を磨くための良い遊び」だったと振り返って思う。

「好きなことを仕事にする」ということは、本当に幸せなことだなと思う。

自分がデザインする「家とインテリア」に、共感してくださる方とご縁ができればうれしい。

『「色彩」の美しさや効果を使ってイメージ通りの空間が生まれること』
『日本とは少し異なる感覚の違いがおしゃれなインテリアにつながること』
を提案していきたい。

こんなインテリアデザイナーと、「夢を実現したい」と思って下さる方に、精一杯お応えしようと思う。

『インテリアデザイナーとつくる作る家』、それが廣田リカのこだわり。